ユークリッドの素数定理
素数は無限に存在する 素数が無限に存在する方法は多数ありますが,今回は,紀元前の数学者であるユークリッドによる証明方法を紹介します. 証明に使うのは背理法です. (証明)素数$p_{i}がn個(有限個)存在したとする.$...
素数は無限に存在する 素数が無限に存在する方法は多数ありますが,今回は,紀元前の数学者であるユークリッドによる証明方法を紹介します. 証明に使うのは背理法です. (証明)素数$p_{i}がn個(有限個)存在したとする.$...
共通鍵暗号とは データの暗号化と復号化の際に同じ鍵を使う暗号方式のことで秘密鍵暗号ともいう.共通鍵は一般的に暗号の送信者が作成し,暗号分とともにまたは,別の手段を用いて受信者に送信する. 共通鍵暗号の弱点 共通鍵が盗まれ...
今回は,以下のフェルマーの小定理を学びます. $pを素数とし,a\in \mathbb{Z}でaとp$が互いに素のとき, $$a^{p-1}\equiv 1(mod\ p)$$ が成り立ちます. $(証明)1, 2, ...
今回は,1階線形微分方程式の応用でベルヌーイの微分方程式を学びます. ベルヌーイの微分方程式は以下のものです. $$y’+P(x)y=Q(x)y^{n}\cdots①\ (nは0と1以外の整数)$$ まず,...
今回は1階線形微分方程式の解法を学びます. $$y’+P(x)y=Q(x)\cdots①\ (Q(x)\neq0)$$ $Q(x)=0$のとき,①は同次方程式(斉次方程式)という.(下の②) $$yR...
$y’=f(x)g(y)$の形を変数分離形といいます. 今回はこの変数分離形の解法を学んでいきましょう. (解)$\displaystyle y’=\frac{dy}{dx}$と書きかえて,$\d...
相加平均とは足し算の平均で、相乗平均とは掛け算の平均のことです. $\displaystyle 例えば,2つの数a,bに対して,\frac{a+b}{2}が相加平均, \sqrt{ab}が相乗平均です.$ $相加平均と相...
今回は三角関数の以下の2倍角の公式について見ていきます。 $$\sin2\alpha=2\sin\alpha \cos\alpha\cdots①$$ $$\cos2\alpha=\cos^2\alpha-\sin^2\a...
$数Ⅱの面積を求める際に便利な以下の公式を紹介します。$ $$\displaystyle \int_\alpha ^\beta (x-\alpha)(x-\beta) dx=-\frac{1}{6} (\beta-\al...
今回は2次方程式の解の公式を証明していきましょう。 証明のポイントは平方完成です. $ax^2+bx+c=0 (a \neq 0) をaで割って,$ $$\displaystyle x^2+\frac{b}{a}+\fr...
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